1.外壁の色ってどこから選べばいいの?色決めのためのツール

塗り替えリフォームの契約後には、色決めの打ち合わせがはじまります。

打ち合わせの流れや内容は施工会社によって変わりますが、色見本帳などを見ながら 希望色を選んでいくという流れがほとんどです。

カラーサポートとして、施工会社がよく使うツールをご紹介しましょう。

色見本帳

色見本帳とは、塗料メーカーが施工店に配布しているもので、

塗料メーカーの標準色をはじめとするさまざまな色が掲載された見本帳のことです。

塗り板

塗り板とは、A4サイズの板に実際の塗料を塗ったものです。

塗料メーカーが施工店に配布しています。
色見本帳より、実際の色味を確認しやすく、塗膜の質感や艶感も確認することができます

カラーシミュレーションソフト

パソコンソフトを使って、お家の写真に色をはめてイメージを見ることができます。

一般的には、簡易ソフトで 見本の家写真に色をはめるものが多く使われますが、

カラーサポートが手厚い 施工会社だと、お客様宅の実際の写真をお借りして

より仕上がりに近いイメージを出すこともできます。

上記の様なツールを使って、塗り替え後のイメージを確認しながら色選びを進めていきます。

2.外壁色選びを失敗しないために!
 知っておきたい色選びのポイント

色の面積効果

面積効果とは、同じ色であっても大きさによって明るさ・鮮やかさ・色合いの見え方が変わる現象のことです。

具体的には、面積が大きくなると、

「色が薄く明るく見える(明度)」 

「色が鮮やかに見える(彩度)」 

「色合いが強調されて見える(色相)」

などの面積効果が起こります。

ちなみにこの明度、彩度、色相の三つの事を色の三要素といいます。

では、明るい色が面積効果により どう見え方が変わるのか見ていただきましょう。
以下の色画像を見てください。

小さい色画像と、大きい色画像 どちらが明るく見えますか?

おそらく多くの方が、面積が広い右の大きな色画像を選ばれると思います。
このように、大きな面積のほうがより明るく、鮮やかに見えます。

では次に、暗めの色が面積効果により どう見え方が変わるのか見ていただきましょう。
以下の色画像を見てください。

小さい色画像と、大きい色画像 どちらが明るく見えますか?

暗い色の場合は、大きい画像の方が暗く低明度な印象です。

まとめると、

明るい色→面積が大きくなるほど明るく見える 色見本帳よりもワントーン暗めを選ぶこと

暗い色→面積が大きくなるほど暗く見える  色見本帳よりもワントーン明るめを選ぶこと

上記の、色の面積効果も踏まえ、

色見本帳で見た色よりもワントーンは印象が変わると思って、色選びをしていただくのが失敗しないためのポイントです。

白、黒は汚れが目立ちやすい!!

きれいに見える白は、汚れが目立ちやすい色です。

意外ですが、実は、「黒」も汚れが目立ちやすい色なのです。

砂ボコリや汚れが乾いた時に白っぽく見えて、黒とは真逆の色合いになる事で汚れがひどく目立ってしまいます。

黒板にチョーク汚れがつくようなイメージです。

外壁は経年劣化とともに確実に汚れがついてしまうものなので 汚れが目立ちにくい色にした方が良いでしょう。

では、逆に汚れが目立ちにくい 人気色を見ていきましょう。

汚れが目立ちにくい人気色ランキング

1位 グレー

2位 ベージュ

3位 アイボリー

これらの色は、汚れが付着しても汚れの色と同化させ上手くカモフラージュする事が出来ます。

ベージュやアイボリーなどのクリーム系の色を使うと、建物を明るく見せ、膨張効果で大きく見せることもできます。

赤、青など原色系は経年劣化で古びて見える

赤、青などが濃い原色の場合、経年劣化で薄くなっていくのが非常に目立ちます。

真っ赤、真っ青などの原色系の色に関しては、経年劣化で色が薄くなっていくと言う事を考慮する必要があります。 

色が薄くなっていくと、古びた感じに見えてしまうので、原色系の色は、その傾向が顕著に表れます。

色の艶による差に注意!

塗り替え後の壁を見たら、テカテカ光ってて安っぽく見える・・・

これは塗料の「艶(つや)」によるものです。

外壁に使用する塗料には「艶けし」「3分艶」「5分艶」「7分艶」「艶あり」など様々な種類があり、艶の加減も調整できます。

周りの景観にも配慮する必要がある。景観条例で使えない色もある。

周りのお家がクリーム系、暖色系なのに、自分の家だけ透き通るようなブルーを選んでしまった場合、それだけで景観が損なわれてしまいます。

周りの景観も見ながら、地域に溶け込む色を考えることも必要です。

また、地域によっては使用できる外壁色に制限がある「景観条例」が制定されているところもあります。

最初の色選びは色のだいたいの系統から選んでいく

最初から○色!と決めるのではなく、○系のような感じで少しぼかしながら色の雰囲気をイメージしていきます。

グレー系、ブラウン系、クリーム系、オレンジ系、ブルー系なんでもかまいません。

家は天気によっていろいろな見え方をするので、晴れの日、曇りの日、朝、昼、夜といった時間帯も考えて選ぶことが大切です。

ここまで、外壁の色選びで失敗しないためのポイントをご説明いたしましたが、いかがだったでしょうか?やはり、色のイメージができる塗板やカラーシミュレーションなどが充実していたり、様々な考慮すべきポイントも踏まえた上で プロのカラーサポートを受けれる施工店に任せる方が より、安心して塗り替えリフォームを進めていただけるのではないでしょうか?そこで! 次の項目では、弊社塗装のマツフジ自慢の「カラーサポート」についてご紹介いたします!

3.塗装のマツフジはカラーサポートが充実!

塗装のマツフジでは、大切なお家の色選びをイメージどおりのカラーに仕上げるため、カラーサポートを充実させております。

塗装のマツフジのカラーサポートの流れ

まずは、豊富な色見本帳で 大体の色のイメージをお伺いした上で

カラーシミュレーションを実施しております。

カラーシミュレーションは、見本の家写真を使ったものや、簡易な色の当てはめサイトなどの使用ではなく

専門のスタッフが、実際のお客様のお家の写真を使用させていただいて

希望通りの箇所に色を当てはめていきます。

実際の写真を使用することで、完成イメージがより湧きやすくなります。

壁や屋根だけでなく、雨樋や庇、雨戸などの付帯部分に色を当てはめることもできます。

また、壁をツートンカラーにしてみたりすることも試せます。

こうして、カラーシミュレーションを使って大体のイメージを確認していただいたあとに、

更に、A4サイズほどの塗板で 実際の塗料の色艶感を再確認していただいております。

なぜなら、カラーシミュレーションはPC上のデジタルの色であり、どうしても液晶や見る場所の照明色などにより

色の見え方が変わってしまうため、塗装のマツフジでは、実際の色を塗った塗板も作成しお客様にお渡ししております。

大切なお家の塗り替えを失敗なく イメージどおりに進めていただくためにも

様々なツールを使って、念には念を重ねて色の確認をしております。

塗装のマツフジ、ショールーム内には、様々な塗料の資料・色見本・塗板なども豊富に展示しております。

4.全てはお客様に安心をお届けするため

塗装のマツフジでは、「全てはお客様のために」ということを念頭に置いた営業方針です。

塗り替えリフォームに対するお客様のご不安なお気持ちを、少しでも解消することができたらと カラーサポートも充実させております。

今回のコラムが、お客様のお役に立って そして塗り替え施工会社に「塗装のマツフジ」をお選びいただければ幸いです。

塗り替え色のご相談や、塗料のご相談など 塗装に関することならどんな些細なことでもお気軽にお問い合わせくださいませ。